Happy Birthday ROBY

今日、2月18日は私の誕生日の前日。
そして私にとって神と言えるある人物の誕生日である。

いきなり話はズレるが、私には音楽界で尊敬する人物が5人いる。
小室哲哉、YOSHIKI、デズモンド・チャイルド、リック・ノウェルズ、ペール・ゲッスル。
彼らが奏でる哀メロ(哀愁漂うメロディー)は私の心を常に揺さぶり、涙腺を緩ませ、幸せな気分にしてくれる。
(彼らについて語るのは次回以降に譲ることにする。)

しかし、ことサッカー界に目を向けると、尊敬する人物はロベルト・バッジョ唯一人である。
そんなバッジョを一言で表すならば、私は「天才」や「栄光」といった煌びやかな言葉ではなく、「哀愁」という言葉を選択する。
そう、私は「哀愁」がどうにもたまらなくスキらしい。

そんな「哀愁のファンタジスタ」ロベルト・バッジョについて今回は書きたいと思う。
しかし、プロフィールや今までの歴史、成し遂げてきた功績を書いても面白くない。(そういったものはどこかのサイトか雑誌、本でも読んで頂きたい。)
そこで今回のブログ(というより今回は限りなく“コラム”寄りだが・・・。)では、ロベルト・バッジョをめぐる数々の発言に注目して取り上げてみたい。
バッジョ自身が語る言葉。バッジョについて語られる言葉。その中にバッジョの魅力が溢れているように思う。
私の解説とともに楽しんでもらえれば幸いである。
ただし一言だけ言っておく。
長くなるよ。(笑)



「PKを決めても誰も覚えてないが、外したらそれは誰もが忘れない。」

バッジョを語るうえでは避けて通れない94年アメリカW杯決勝でのPK失敗。PKを外してその場で視線を下に移した彼の姿は一生忘れることができないし、その瞬間バッジョは私の中で“神”になったとも言える。バッジョは98年フランスW杯のチリ戦でPKを決め呪縛から解放されたが、それまでの4年間毎日のように悪夢にうなされたらしい。この一言はそんな中での彼の強がりなのかもしれない。ここからいくつかはあのPKについての彼と彼の周囲の言葉を紹介しよう。

「PKを外すことのできるのは、PKを蹴る勇気のある者だけだ。」
「選手生活においてやり直したいと思うことはあのPKだけだ。」

あの時バッジョと対峙していたブラジルのGK、タファレルはPKを外したバッジョにこう声をかけた。
「それでも貴方は偉大だ。」

一方、絶望の淵にいた夫に対し、妻アンドレイナ・バッジョは一言こう言ったという。
「それでも人生は続くのよ。」
軽いように見えて何と重い一言。夫ロベルトはこの言葉に救われたに違いない。



次に紹介するのはバッジョ語録である。
彼が奏でた言葉のファンタジーをお聞き頂きたい。

「私は思いついたプレーの中から、最も難しいものを選ぶことにしている。」

「昨日の自分だけには負けたくなかった。」

「人生を続ける限り、僕は決して諦めない。大切なのは常に新しい戦いの舞台を探し続けることだ。」
(98年のW杯イタリア代表入りを目指していた時の一言。)

「子供の頃に夢見たようなことばかりじゃない。嫌なことの方がはるかに多い。サッカーの世界は厳しいのさ。それに気付いたからこそ今の自分があると思う。」

「自らの情熱に従うのであればサッカーをやめたりはしない。」

「ファンタスティックで観客を沸かせるプレーを見せれる選手は、現代、過去を通じても僕以上は現われないと思うし、今後それに匹敵できる選手が現われたとしても、僕の変わりにはなれないと正直思っている。」



次に紹介するのはバッジョに対しての言葉である。

まずはバッジョと相思相愛の関係にあったマッツォーネ監督の言葉から。
「私は毎日毎日、天に感謝しているんだ。なぜなら孫たちの面倒を見る前に、バッジョのような素晴らしい選手の監督を務める幸運に授かったからだ。彼と出会いチャンピオンとは何かを知ることができた。われわれの道はまだまだ交わっていると信じるが、もしそうでなかったとしても友情は永遠に続くだろう。」
「バッジョのテクニックに疲労は存在しない。」
「例え走れなくてもいい、90分間そこにいてくれるだけでいいんだ。それが我々には何にも代え難い勇気になるし、相手にはそれが恐怖になるんだ。」

次はジダン。(現フランス代表10番、レアル・マドリー所属)
「世界でイタリアだけが唯一彼を世界No.1だと認めなかった。」
「僕が監督なら同じ選択はしなかっただろう。理由が説明できないからだ。 」
(98年W杯の準々決勝フランス戦でバッジョがスタメンじゃなかったことについてのコメント。)

次はバティストゥータ。(元アルゼンチン代表FW。弾丸シュートは「バティゴール」と呼ばれた。)
「彼のようなフットボーラーと出会うには、少なくともあと二十年はかかる。」

次はキエーザ。(元イタリア代表FW。個人的には大好きな選手だった。)
「偉大なフットボーラーのリストにバッジョを加えるつもりはないよ。なぜなら彼は別の惑星からやって来た宇宙人だからだ。」

そして現日本代表監督ジーコ。
「彼はフィールドの中で出来ない事など何も無い。」
バッジョのアイドルは何とジーコである。そのジーコもバッジョの大ファンなのである。

番外編。マドンナの一言。
「彼からベッドに誘われたら断ることなんて出来ないわ。」


こうした周囲の言葉からもバッジョの「スーパー」さが窺えるのではないだろうか。

では、バッジョの引退に際しての言葉も紹介しておこう。
「引退という決断は、できるだけ一生下したくなかった決断。」
「引退を決意することは本当に辛かった。だけど選手にとって『引退』とは、誰もが避けられない通過点なんだ。そして今度は僕の番だ。だから受け入れなくちゃね。」


いかがだろうか。これでバッジョの魅力の何が分かるかはわからないが、バッジョという人はサッカーというスポーツを愛した人みんなに愛された選手だった。
先にも書いたが、彼は決して栄光に満ちた選手ではなかった。20年以上のプロ生活でリーグ優勝2回、UEFAカップ1回しかトロフィーを手にしていない。個人としてもバロンドール、FIFA世界年間最優秀選手賞をそれぞれ1回獲得したに過ぎない。
しかし、彼は誰よりも愛された。
引退から2年、いまだに現役復帰待望論が巻き起こっているのもその証拠だろう。
しかし、おそらくバッジョが再び選手としてピッチに立つことはないだろう。
だが近い将来必ずやアズーリの監督としてピッチに戻ってくるに違いない。
2014年か18年にバッジョ率いるイタリア代表がW杯を制覇。
夢である。


2006年2月18日。
ロベルト・バッジョは39歳になった。


最後にバッジョの言葉をもう一つ御紹介しよう。

「みなさんを愛しています。たくさんの拍手と歓声を、どうもありがとう。あなたがたの温かい声援は私の心の中に、いつまでも残るでしょう。」


追伸:あと15分早く産まれていれば、私もバッジョと同じ誕生日だったのに・・・。(泣)

投稿者 FANKS : 23:39 | - | コメント (95) | トラックバック (0)

復活きぼーう!

最近、我が家での話題は昔懐かしのお菓子。
それも今では見かけなくなったやつ。
奥さんとは同じ年(学年では向こうが1つ下)なので、結構打てば響く状態で楽しめた。

私が昔大好きだったお菓子は、東ハトから発売されてた、「100点満点」!
分かる人はいるだろうか・・・?
これは「うまい棒」のようなお菓子(「うまい棒」より発売が先のようなので、こちらがお兄さんだろうか)で、確か1パックに2本入ってて、味はチーズだったかピザのような味でグンバツに美味かったのを覚えている。

他にもガム系でいえば、黄色のパッケージの「JUICY&FRESH」、トライデントガム(特に緑のやつ)、バブリシャスガム(ダントツでグレープ味)、正方形をちょっと潰した形で中に粉状のシュワシュワやつが入っているコーラ味やサイダー味のガムなんかも大好きだった。
「薔薇」や「EVE」、「アセロラガム」や「コーヒーガム」、「歯みがきガム」なんてのもあったなぁ。(「コーヒーガム」は現在再販されている。ただしマズい。)

キャンディー系では、口の中で弾けて少し痛い「パチパチキャンディー(商品名合ってるかな?)」、コーラの瓶の形をしたグミでオブラートみたいなものに包まれてる「コーラアップ」、碁石ぐらいの大きさで上下が潰れた形のラムネ「ジューC」は定番だった。他にも指環の宝石のところにデカいキャンディーが付いてる「ジュエルリング」ってのもあった。(奥さんは「ジュエルリング」で遊んでたらしい・・・汗。)

スナック系でいえば、ハンバーガーの形をしたビスケット「エブリバーガー」や、円筒状のパッケージの中に長細いビスケットが10本ぐらい入ってて、横の容器にはチョコクリームがあり、そのチョコを付けて
食べる「ヤンヤンつけボー」もよく食べた。「5/8チップ」なんかは死ぬほど消費した。カルビーポテトチップスの「フレンチサラダ味」(個人的にはお菓子のベスト3に入る!!)も最近では見かけない・・・。

駄菓子屋系でいえば、忘れちゃならない「ココアシガレット」や「さくらんぼ餅」もアイドルだった。

アイス系でいえば、ピンクレディーがCMをやっていた「宝石箱」や「うまか棒」も火照った身体を冷ましてくれた。

ジュース系では、「Hi−C」、「プラッシー」、「スプライト」、「メローイエロー」、「SASUKE」、「チェリーコーク」、「ホワイトコーラ」といったところも乾いた喉を潤してくれていた・・・。

他にも商品名は全く思い出せない、素晴らしいジャンクフードたちは山ほどある。


懐かしのバンドなんかは集金のために再結成を繰り返してるのに(オリジナルメンバーでの再結成!という決まり文句は聞き飽きた。)、お菓子に関しては新製品の開発にばかり目を向けられて、本当に美味しかったお菓子がどんどん消えていってしまう。
悲しい限りである。
そんな中でも美味しいものや飛びぬけてインパクトのあったものは私達の記憶の中にずぅーーーーっと生き続けいく。

そういったお菓子たちの復活、大希望である!!!!


ちなみに画像にあるのは、いずれも再発されているのを見つけ目を輝かせながら購入したものです。
プチガムのグレープ味とLOTTEから発売されてるスペアミント&クイッククエンチ(レモン味で当時としては画期的だった。)のチューインガム。
わたしのような第2次ベビーブーム前後に生まれた人なら知らない人はいないでしょう!(笑)

投稿者 FANKS : 22:33 | - | コメント (24) | トラックバック (0)
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